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11/19・20 『郷土芸能祭』 写真ライブラリー(其の弐:小鹿野歌舞伎編)

3年ぶりに『小鹿野歌舞伎保存会』の皆さんが披露してくださったのは、「義経千本桜伏見稲荷鳥居前之場」でした。

 役者を演じるのは60歳未満のまだまだ ❝若手❞ の方々のみとのことで、観ているこちらもなんだかわくわくしました。今回、初舞台として義太夫デビューを見事果たされた原さん。難しい三味線弾き語りによる義太夫は、故 柴崎宇平太夫による小鹿野歌舞伎伝統のスタイルです。
素晴らしい義太夫さんがまたおひとり小鹿野歌舞伎に増えました。

『茶利場』と言われるいわゆる『お笑い』の要素の強い場面。大いにウケました!忠信という大役を初役で挑んだ中里さん。細身の体ながら全身全霊でダイナミックに演じていらっしゃいました!熱のこもった迫力の演技に拍手喝采でした! 観に来られていた女の子もファンになってしまったことでしょう!?
最後は、小鹿野歌舞伎保存会長以下、普段拝見することのできない裏方の方々全員の皆さんが舞台上に上がって、お披露目されました。

たくさんの方々が互いに協力し合ってやっと上演される歌舞伎。受け継がれてきたご努力に、ただただありがとうございました!

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