1. HOME
  2. ブログ
  3. 歌舞伎公演の様子
  4. 11/16 歌舞伎・郷土芸能祭2日目リポート

11/16 歌舞伎・郷土芸能祭2日目リポート

おかげさまで、2日目もお天気に恵まれて郷土芸能祭がスタート!

始めのプログラムは、小森祭りと文化を守る会の皆さんによる「三番叟」と、
「鎌倉三代記三浦別れ之場」でした。

毎年10月に行われる両神小森諏訪神社例大祭で奉納される歌舞伎は、昭和38年まで続いていましたが、その後長く途絶えたままでした。
その歌舞伎を平成13年実に38年ぶりに復活させたのが、「小森祭りと文化を守る会」の方々です。

「鎌倉三代記」は大阪夏の陣を題材にしたお話です。13年ぶりに演じられた演目ということですが、若手の役者さんたちを中心に配役を組むなど、歌舞伎の伝承を受け継いでいこうという熱意が伝わる見事な舞台でした。

さて、2日目のお昼休みは1日目よりもさらに華やかに、「小鹿野まつり音頭」や7団体の太鼓会の皆さんによる演奏、そして歌舞伎サークルうぶの皆さんによる粋な踊り「かっぽれ・こうもり」がお披露目されました。

午後の部では、まず「長久保神楽」が披露されました。この長久保神楽は昨年高齢化などにより一旦解散しましたが、その後も有志の方により、月一回のペースで練習を続けていらっしゃいます。芸能祭出演は9年ぶりでした。

続いては小鹿野中学校生徒の皆さんによる鹿中歌舞伎座 「白浪五人男稲瀬川勢揃之場」

小鹿野中学校では課外活動として1年~3年生の生徒約20名が「鹿中歌舞伎座」として歌舞伎に取り組んでいます。先生はもちろん小鹿野歌舞伎保存会の皆さんです。
生徒たちは役者だけでなく化粧、義太夫、三味線、太鼓、笛、大道具など一連の過程をすべて生徒で受け持っています。

つづく 鹿櫻會小鹿野社中と宮若会の皆さんによる「小鹿野囃子、秩父囃子」の演奏の後、
今年の郷土芸能祭の大トリを務めましたのは、小鹿野歌舞伎保存会の皆さんによる
「仮名手本忠臣蔵六段目 勘平腹切之場」です。8年ぶりの演目となります。

忠臣蔵の六段目では、特に討ち入りの仲間に加わる為に身を売ってまで尽くす妻や、誤解が重なりやむを得ず腹を切るところまで追い詰められた若い侍である夫の悲劇が描かれています。

勘平が息を引き取ったところで幕切れとなります。
上演時間が約1時間半ある舞台でしたが、若妻が売られていくところ、おばあさんが夫を殺されて、その夫を殺したのが義理の息子の勘平と思い責めるシーン、勘平の心境の変化と腹切りまで、すべての役者さんの演技が観客の心を鷲掴みする素晴らしい舞台でした。

↓最後は裏方さんも表に出られてご挨拶

皆さん、本当にお疲れ様でした! そしてありがとうございました!

来年の小鹿野町歌舞伎・郷土芸能祭、
常連の方もまだ小鹿野歌舞伎を観たことがないという方も、ぜひ小鹿野町までお越しくださいね!
お待ちしております!

関連記事