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11/15 歌舞伎・郷土芸能祭1日目リポート

 毎年11月に行われる「小鹿野町 歌舞伎・郷土芸能祭芸能祭」 
 第53回目を迎えた今年も、小鹿野町の伝統芸能が一堂に観られたとても贅沢な2日間となりました。
どの郷土芸能団体の皆さんも、日頃の稽古や鍛錬の成果を発揮されていて、
とても熱のこもったお披露目でした。

会場では開会のご挨拶、そして、恒例の「三番叟」が、舞台の安全と成功を祈願してのお清めとして踏まれます。

その後、小鹿野子ども歌舞伎の皆さんによる「恋女房染分手綱 重の井子別れ之場」が演じられました。

子ども歌舞伎によるこの演目は、2010年の「日本こども歌舞伎まつりin小松」以来の演目です。
来年の日本こども歌舞伎まつりには、小鹿野子ども歌舞伎も招待されています。

腰元である重の井は、実の我が子である三吉と偶然にも再開。しかしながら、主君への義理から我が子を城から追い返さなければなりませんでした。三吉は母と離れたくないと嫌がるところを、母は涙をこらえ我が子を突き放すという親子の悲劇が描かれています。


子どもが親と離れたくなくて泣いたり、親の子どもへの愛情と別れの辛さを表現するためのたくさんの仕草や着物の所作など、大変難しい演目を、子供たちが実に見事に演じていました。とても素晴らしかったです。
来年の石川県小松市での公演も頑張ってきてください!

さて、お昼休憩では屋台囃子や歌舞伎サークルうぶの皆さんによる踊り「かっぽれ」「こうもり」などがあり、歌舞伎横丁も賑やかな雰囲気です。

午後の部、小鹿野町般若にある「秩父大神社」(通称「聖天様」)という神社があります。その例大祭で毎年奉納される「聖天神楽」が舞台で披露されました。
その後栗尾太鼓会による「秩父囃子」の演奏に続いて演じられたのは、小鹿野歌舞伎保存会小鹿野部会の皆さんによる
「義経千本桜伏見稲荷鳥居前之場」でした。

小鹿野部会の皆さんは、4月の小鹿野町市街のお祭り「小鹿野春祭り」の上町屋台で歌舞伎を奉納される方たちです。
若い人を中心に歌舞伎の伝承に熱心に取り組んでいらっしゃいます。

実は狐であったという忠信による芝居最後を飾る引っ込みも実にお見事でした!
皆さんお疲れ様でした!

*2日目の様子は次のブログで…。

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