1. HOME
  2. 特集
  3. 2018年 小鹿野町郷土芸能祭特集3:小森祭りと文化を守る会

SPECIAL

特集記事

2018年 小鹿野町郷土芸能祭特集3:小森祭りと文化を守る会

11月17日(土)の小鹿野町郷土芸能祭、13:55~行われる、
〈小森祭りと文化を守る会〉のお稽古の様子をお伝えします!

〈小森祭りと文化を守る会〉とは、小鹿野町の両神小森地域に鎮座する諏訪神社での歌舞伎公演を主とする団体です。
毎年10月第2土曜日に秋の例大祭が行われています。
秩父地方での歌舞伎は、もともと、神社のお祭りで地元の人々によって演じられるのが主流でした。
お祭り当日は、近所の人がお酒やお弁当を持ち寄り、家族みんなで歌舞伎を鑑賞するなど、現代の日本ではなかなか見られなくなってしまった心温まる原風景が見られます。

 

今回は舞台を神社から大ホールに変え、より一層演技に熱が小森(こもり)ます!( ´∀` )

こちらは敵方の家来の皆さん。芝居の中で大立ち回りをやってくれますよ!

ここで今回の演目である、「義経千本桜 伏見稲荷の場」をちょっとおさらいしておきましょう。

ものがたりの設定は鎌倉幕府が生まれた直後。源義経が、兄頼朝から謀反の疑いをかけられ、やむなく都落ちしている道中の、伏見稲荷が舞台になっています。
前半は、義経が家来の弁慶を叱っていたり、義経の後を追ってきた静御前が自分も連れて行って欲しいと必死にお願いしているシーンなどです。

源義経さん。
兄、頼朝を裏切ろうなどとは思ってもいなかったのに、結局都落ちせざるを得なくなってしまった義経さん。
様々な人間関係に苦悩し、これからの行く末を案ずる、深い心の内を持っていることでしょう。。。

こちらは静御前の方。
静御前が義経に、「私を連れて行かないなら、もう死にます!」と泣き泣き懇願する場面などは、昔の恋する乙女の一途さと純粋さに、ある意味脱帽!です。

ものがたりの中盤で観客の笑いを取った後、舞台は一変します。
この場面のもうひとりの主人公、実は狐の化身だという佐藤忠信の登場です!

忠信は静御前を敵方から救った功績により、義経から褒美をもらい、静御前の身を守るよう言いつけられます。

ラストの見せ場は、狐の本性を現した、忠信による「狐六法(*)」で、カッコ良く幕を閉じます!

(*六方とは・・・歌舞伎の演技のなかで,歩き方を様式的に美化した芸をいいます。)

稽古最後に、小森歌舞伎の皆さんでハイチ~ズ!
皆さん、ほんとに仲良さそうで、稽古中も和気あいあいでした!
歌舞伎が好きで、歌舞伎を目一杯楽しんでる感じがむんむん伝わってきました。( ´∀` )
本番もその調子でがんばってくださいね!