SPECIAL 特集記事 町長自ら出演!「おがの名士歌舞伎」~あじさい祭り~ 2019.06.29 7月7日(日)、下小鹿野小鹿神社にて行われる「第14回あじさい祭り」。 文字通り、紫陽花の花で埋め尽くすように植えられた境内では、この日、地元の方が様々な趣向で、訪れる人々を愉しませてくれます。 その中でも今年の目玉となるイベントは、なんといっても!小鹿野町長、森真太郎氏が出演される「おがの名士歌舞伎」でしょう。 「花と歌舞伎と名水のまち、おがの」だからこその、あじさい祭り名物、花の中での歌舞伎公演。 そんな小鹿野町長をはじめとする名士歌舞伎の出演者を、まずはここでご紹介。 弁天小僧菊之輔ー小鹿野町議会議員 斉藤唯さん 3人のお子さんを持つ斉藤さん。お子さんは地元の日本武神社のお祭りで歌舞伎をやっているそうですが、ご自身が歌舞伎をやるのは初めて。 「セリフを歌舞伎調に言えるように頑張りたい。」とおっしゃっていました。 忠信利平役ー小鹿野町議会議員 高橋謙治さん 都内のIT企業から地元に戻った現在は、無農薬野菜の農園を経営されている高橋さん。 歌舞伎をやるのは、初めてで、セリフから手の動き、仕草など、何から何まで難しい!とおっしゃっていました。 「セリフをつっかえないように…。」と言いつつも、練習では一番、役になり切っていたような。。。 赤星十三郎役ー小鹿野町学芸員 山本正実さん 小鹿野町の学芸員になられて37年。 小鹿野の歴史、文化伝統、文化財の発掘から伝承まで、小鹿野歌舞伎においても影の立役者である山本さん。 現在は小鹿野歌舞伎保存会の副会長でもあります。 自らも役者をするようになり、 「奥の深い歌舞伎の世界を、おがのまちの人々が、いかに伝統を繋ぐ努力とご苦労をされてきたか・・・、 自ら体験してみて初めてわかった。」とおっしゃっていました。 南郷力丸役ー歌舞伎サークルうぶ会長 高岸友行さん 小鹿野歌舞伎の名門の家に育ち、地芝居に貢献された父の背中を見て育ったという高岸さん。 秩父地域で歌舞伎がある時は、32年程前からずーーっと欠かさず、テレビ並みの機材で持ち歩き、録画をされてきたという、これまた影の功労者の方です。 夢は「町に大衆的な昔ながらの芝居小屋ができること」だそうです。 そして、小鹿野町のわれらがリーダー、森町長! 扮しますのは、もちろん、賊徒のリーダー、日本駄右衛門。 森町長は、実は37~60歳まで、秩父歌舞伎正和会にて歌舞伎の芸を磨かれてきた方。 当たり役は、曽我五郎や梅王丸、源義経など。 また演目も、絢爛豪華ば時代物である「寿曽我対面」、「菅原伝授手習鑑 ― 車引 」などがお好きだそうです♡ 「小鹿野町を、日本一の歌舞伎のまち」にしたいともおっしゃっていました🔥 なお、それぞれの役のセリフにも、ぜひご注目ください。 「新・白浪五人男」と名のあるように、ひとりひとりのセリフに一工夫二工夫あり。 とっても楽しいですよ。 観ている私たちを大いに愉しませてくれるであろう、あじさい祭りの名士歌舞伎。 7月7日(日)、午前11時と 午後1時 の2回観られます! ぜひお楽しみに! あじさい祭りの詳細はコチラ 関連